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概要
インドのドローン開発メーカー ideaForge 社が開発した空撮ドローン NETRA V4 UAV を紹介します。
Switch UAV は標準的なクアッドコプターの形状をしており、機体上部に箱形のバッテリーユニットを装備し、機体下部にはカメラなどのペイロードを取り付ける構造になっています。
しなやかで強靭なカーボンファイバープロペラと、小型に抑えたバッテリーとペイロードにより、機体中心部に重量が集中しないように設計されています。
カーボンファイバーで構成されたボディは軽量で強度に優れているため、推力重量比を確保しています。また降着脚を持っているため500回の着陸を行える強度が保証されています。
重量が6kg程度に抑えられているため持ち運びしやすく、工具を使わずに組み立てることができるため、運用者の負担軽減にも貢献しています。
この機種はより強力な NETRA V4 PRO が登場しています。
NETRA V4 UAV の機能
●基本能力
●最大離陸重量は6kg以下
●プロペラを含んだ機体サイズは1.5m×1.5m
●5分以内に交換可能なペイロード
●離着陸は自動で行う
●500回の着陸でも強度が保証される耐久性
●IP53規格の防水性
●飛行時の安全冗長性を高めるため複数のGPSを搭載
●通信障害、バッテリー残量低下、バッテリー異常、風速限界、温度、振動、スロットル限界を超えた場合などの条件で自動帰還するフェイルセーフ機能を搭載
●IP66規格の防水・防塵能力を持った運搬ケース
●飛行性能
●最大飛行時間は60分(標準的な空撮ペイロード、高度1,000m飛行時)
●マッピングペイロードでの飛行時間は50分(高度1,000m飛行時)
●高高度での飛行時間は30分(標準的な空撮ペイロード、高度6,000m飛行時)
●巡航速度は36km/h
●運用高度は500m
●最大上昇高度は6,000m
●点灯・消灯が切り替えできる航空灯
●無線最大通信範囲は5km(障害物・干渉のない場合の最大値)
●風耐性レベルは6相当(10m/s)
●動作温度範囲は-15℃から55℃
●フライトモード
●定義されたウェイポイント上での高度を維持したホバリング
●自律決定されるウェイポイントナビゲーションモード (事前入力されたウェイポイントおよび飛行中に調整可能なウェイポイントも選択可能)
●ビデオ画面でオペレーターが操縦する遠隔操縦モード
●止まっている目標及び動いている目標へのリアルタイムでの追跡モード
●アビオニクス
●飛行中のペイロードは水平方向に360°連続可動し、垂直方向に90°可動(マッピングは除く)
●10倍の光学ズーム機能を持つHD(1280×720)昼光カメラ
●320×240の解像度のサーマルカメラ(オプション)
●640×480の解像度のサーマルカメラ(オプション)
●標準的なマッピングペイロード(オプション)
●20MPの写真測量用の高精度マッピングペイロード(オプション)
●2種類のカメラを搭載するデュアルペイロード(オプション)
●すべてのズーム倍率でビデオ出力を安定化させるジンバル
●自動追尾する指向性アンテナを装備した自動追跡通信ボックス
●通信リンク機能
●GCS(地上管制ステーション)からUAVに制御コマンドを送信
●テレメトリーデータをUAVからGCSに送信
●UAVからGCSに昼・夜のビデオデータを送信(監視用ペイロードのみ)
●128ビットAES暗号化によるUAVとGCSの安全なデジタル暗号通信
●アプリケーションに応じ周波数帯域を2.4GHzか5GHzで選択可能
●GCS(地上管制ステーション)用ソフトウェアの機能
●飛行適正を確認するため、毎回の飛行前に完全なシステムチェックを行う適正確認機能
●標高データを読み取り、山などの地形を回避する地形回避機能
●地形が不均一であっても、地面からの一定の高度を維持する地形追従機能
●オープンソースのマップを利用し、GPSの位置座標を入力すると地図を自動でダウンロードする機能
●GIFF,TIFFなどのマップ形式およびシェープファイルのうち、少なくとも一つから提供される地理参照ラスターマップを統合する2Dマップ統合機能
●SRTMおよびDTEDの標高データを統合する3Dマップ統合機能
●マップ画面上の任意の場所に注釈をつけるフリーハンド機能
●飛行中にUAVが侵入しないエリアを指定する飛行禁止エリア設定機能
●飛行エリア内に仮想フェンス・境界を作成し、機体が誤った領域に侵入しないようにするジオフェンシング機能
●目的の場所に向かうための効果的な運用のために、色表示に基づき、最適なチャネルを推定するチャネルスキャン機能
●RPVモードにおけるカメラの水平回転(パン)・垂直角度(ティルト)やズームイン・アウトなどのフルカメラコントロール(監視用ペイロードのみ)と、機体高度のコントロールを操作するジョイスティックコントロール機能
●自動離着陸、高度設定、ウェイポイントナビゲート、飛行中の飛行計画調整、ペイロードカメラと地上座標の調整(この機能は監視ペイロードの時のみ)、RPVモードでビデオ確認しながらの半自律飛行などを行うユーザーコントロール
●GCSで録画されるON/OFF切り替え可能な録画機能(ファイル形式は一般的なAVI/MP4)と、任意のタイミングで行えるスナップショット撮影機能(これら機能は監視ペイロードの時のみ)
●リアルタイムビデオにおいて、UAVの位置、軌道、ウェイポイント、飛行計画を含んだ地図、UAVの座標、カメラビューポリゴン、ターゲットの座標、UAVからの座標を表示するGUI表示機能(これら機能は監視ペイロードの時のみ)
●リアルタイムビデオにおいて、UAVから離発着点までの位置、UAVの姿勢を示す地平線、北の方位を示すGUI表示機能(これら機能は監視ペイロードの時のみ)
●GCSのオプション機能
●GCSからインターネットおよびローカルネットワークを通し、遠隔地にビデオ映像をストリーミングする遠隔ストリーミング機能
●第三者のビデオ管理システム統合のための、遠隔地におけるONVIFストリームとコントロール機能(監視用ペイロードのみ)
●ビデオライブで移動している対象を強調表示する移動目標表示機能(監視用ペイロードのみ)
●推奨されるGCSコントローラー仕様
●ラップトップおよびタブレット形式であること
●最低10インチの画面サイズであること
●予備バッテリーなしで最低でも2回の最大飛行時間に耐えるコントローラーのバッテリー容量を持つこと
●IP65規格の防水・防塵性能を持つこと
●あらゆる任務に対応するため、-15℃から55℃の動作温度範囲を持つこと
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